埼玉県富士見市アイシングクッキー教室
褒められシュガーデコ Favoriファボリ です。 アイシングクッキーを作る時の基本の塗り方です。
実はアイシングクッキー、基本を知らない方がやると、クッキーにコルネをほぼ付けたくらいの位置でクリームを絞っていることが多いのです。
それだと、クッキーを削ってしまったり、
せっかく引こうと出したクリームがコルネの先でこすられて、綺麗にひけないこともあります。
写真のように、ほんの少しだけ浮かした状態でクリームを絞ると上記で言ってるような
クッキーの表面を傷つけることなく、
またクリームも綺麗に出すことができるのです。
また円を描いたりするときなどは、コルネを上げてクリームを垂らした方が実は
綺麗に描くことができます。
それは、コルネを持ちあげることで、自分が進みたい方向がわかるからです。
コルネを持ちあげると、クリームがコルネの先から出て、クッキーに到達するまでに
時間がかかるので、それだけゆっくりと進みたい方向を見定めることができる、ということです。
円などカーブはとても線を引くのが難しく、綺麗なカーブが出せずに角が目立ってしまうのは、忙しくクリームをひいて出しているからです。
いつもクリームが出る速度に自分が合わせてあげることで、綺麗な線を描くことができます。
ただ、コルネを持ちあげて引いてはいけない時があります。
それは、引く距離が短い場合や、直線ではなく細かなデザインの時です。
こういった場合、コルネを持ちあげてしまうと、クリームがデザインよりも出すぎてしまうため、綺麗に描くことができません。
線を引く距離が短い場合や、直線ではなく細かなデザインの時は、逆にコルネを
クッキーに近づけてクリームを出すことで、綺麗な線を描くことができます。
このように、同じ線を引くだけでもデザインによってコツがあります。
アイシングする前に、デザインをしっかり見てから作業に入る必要があるのです。
Comments